2022.08.07

2022全国田んぼアートサミット 同行レポート

7月28日に行われた、湖川友謙先生が毎年田んぼアートデザインを手掛けている鏡石町の、町制60周年記念「2022全国田んぼアートサミットinかがみいし」。
こちらに湖川先生が招待されたということで、「友ありて」スタッフも同行し、湖川先生とイベントの様子を取材させて頂きました。

7月27日(サミット前日)

湖川先生は翌日のサミットに備え、前日に鏡石町入り。残念ながら鏡石駅に到着する頃には小雨が降り出していました。
それからすぐ鏡石町図書館の展望室に向かい、田んぼアートを見学。まさに見頃を迎えていて色もしっかり出ていましたが、やはり晴天の下で見たかったですね。

途中で観覧に訪れた女の子には、ポストカードにサインを入れサプライズでプレゼント。

鏡石町図書館
鏡石町図書館
鏡石町図書館

その後、鏡石町の木賊正男(とくさまさお)町長を表敬訪問。6月に就任したばかりの木賊町長と湖川先生がお会いするのは初めてでしたが、すぐに打ち解けて話が弾んでいました。

木賊町長からは、「2010年に前町長と一緒に山形県長井市の田んぼアートを見学し、前町長がその場で鏡石でもやると即断されたが、翌年は震災があり2012年からのスタートとなった」と教えて頂きました。

また、小貫(おぬき)副町長からは「展望室をどう活用するか悩んでいたが、田んぼアートをきっかけに図書館利用の幅が広がった」とのお話も。

鏡石町町長

7月28日(サミット当日)

サミット開催前の午前中に案内された岩瀬牧場は、日本初の西洋式牧場で、現在開催中のトウモロコシ迷路が子供たちに人気なんだそうです。

岩瀬牧場

サミット開催地、須賀川に移動する途中で天栄村の松崎酒造店に立ち寄り、松崎社長から日本酒『廣戸川』の命名の由来や、福島県産米『夢の香』で酒造りに挑み続けている話などをお聞きしました。
日本酒が好きな湖川先生も興味深く聞いていました。

松崎酒造店

その後、いよいよ鏡石町制60周年記念「2022全国田んぼアートサミットinかがみいし」 会場の須賀川文化センターに到着。
サミットには、全国から加盟15団体と現地スタッフ、地元の方など約400人が参加したそうです。

ロビーでは鏡石町だけでなく 須賀川市、天栄村、三春町の特産品販売コーナーが設けられ、参加者にはサミットを紹介する冊子、観光ガイド、ウエディングフォト撮影のプレスリリース、ポストカードなどが入ったクリアファイルバッグが配られました。

2022全国田んぼアートサミット

木賊町長が 「今年で10年目となる田んぼアートのテーマは東日本大震災の際、 全国各地から多くの支援を頂いた感謝の気持ちを込めて 『つるのおんがえし』 としました」 とあいさつしてサミットがスタート。

総合司会はフリーアナウンサーの唐橋ユミさん(福島県喜多方市出身)。
事例発表では岩瀬農高生物生産科作物専攻班の生徒が麦わら帽子で登場し、学校の特色をはじめGAPの取り組みや各科の紹介、 田んぼアートに係った10年間の歴史について発表しました。

続いて湖川先生と秋元里奈さん(ビビッドガーデン社長)が基調講演を行い、湖川先生は「私とかがみいし田んぼアートとの出会い」をテーマに以下の内容を話されました。
・ジャン・ピエールの笑い話(壮大に滑る💦)
・鏡石町とつながったきっかけ
・チャリティ活動について
・田んぼの段差やあぜ道を考慮したデザインの苦労話
・天候による発色の違い
・来年以降のテーマ変更
・青色の稲
・アニメのお仕事

2022全国田んぼアートサミット

その後、休憩を挟んでパネルディスカッションが行われ、各地の田んぼアート関係者から、取り組みや苦労について説明がありました。
「行田では暑くて黄色の稲が使えない。暑さに強い品種が求められている」という話が印象的でした。

鏡石町の和田実行委員長からは、
「これまでは昔話というほのぼのとした絵柄で進めてきた。今年10年目という節目を迎え、来年からは新たなテーマを考える議論を始めている。
実行委員会や湖川友謙氏、地元の方々の意見を聞きながら模索をし、テーマアップを図りたい」
という話があり、大盛況のうちに閉会しました。

講演後の控室では、湖川先生が実行委員会から5枚の色紙を頼まれていました。

色紙
色紙
色紙
色紙
色紙

7月29日(サミット翌日)

午前中に三春町で2ヶ所の田んぼアートを見学。
自然公園「ファームパークいわえ」では戦国武将の伊達政宗と政宗の妻・愛姫(三春城主の娘)が、鷹巣地区では愛姫と”こまりん”が描かれていました。

田んぼアート
田んぼアート

最後に郡山市田村町の蔵元・仁井田本家(にいだほんけ)を訪問し、全工程終了。帰路につきました。

仁井田本家